先日、私がおすすめしているスケートボードの購入された方からこういう質問をいただきました。
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Q.先日はスケートボードありがとうございました。それまで使っていた首ふりトラックとは全然別物で戸惑いながら練習しています。 ランページがあると上達が早いとお聞きしましたので、大きくはないですが(コンパネ一枚) の大きさの物をつくりました。 今回は質問なのですが、どのような練習をしていけばいいですか?
よろしくお願い押します。
A.
メッセージありがとうございます。
ランページを作られたんですね。素晴らしいです。
このスケートボードとランページを手に入れられたのですから、これでサーフィンに必要な道具を手に入れ、非常に早い上達がほぼ決まったようなものです。
まず、サーフィントレーニングDVDの通りに路上でのアップス、ボトムターントップターンを確実に簡単に出来るほど、そのスケートボードに乗り込んで慣れておきます。
このスケートボードをしっかり踏み込んで行なう体重移動のターンは、サーフィンの非常に大事な基本になりますので、ここをしっかりやって、しっかりした土台を作っておくことが大事です。
そして、ランページをやりたくなってきた頃から(いきなり始めてもかまいません。楽しいということを大事にしてください)
まず、路上で軽く回す練習をします。
やがてそれも簡単になってきます。
そして、ランページの下の方で回し始め、徐々に高さを上げリップに近いところで回すようにしていきます。
すると、路上では出来ない回し方が身につけることができ、海でも今までよりも、かなり回しやすくなります。
ここからは、
ちょっとしたコツですが、板を回す時は・・・・( 省 略 )で回すと安定してきます。
その他、
やり込んでいくと、色んな発見が出てくると思います。
大事なのは力を抜くこと、ビデオやスマホでビデオを撮りながら、フォーム等チェックを入れながらやることです。
だいたいこのような流れで、やり込んでいくと良いでしょう。
私自身、○○さんに非常に期待しています。
今後も色々と進展具合等をご連絡いただけたら嬉しく思います。
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このように、本当に良いスケートボードで陸上でトレーニングをすることによって、海でのサーフィンがまったくの別物に変わってきます。
私もよくサーフィンと一緒にランページにも行きますが、そこに来るサーファーの多くは首振りトラックで必死に細かい横振りで進んできて、そのままの形でランページを駆け上がり、必死に回そうとひたすら板を横に横に振り回しています。
それで海で乗れるのならいいのですが、そもそも荷重が全然違うためとにかく立った瞬間からノーズが浮きっぱなしでスピードが出ない、ひたすら横に動かそうと必死で細かい動きがそのまま海に出てしまって、自滅しているパターンが非常に多いです。
ほんと、動かなきゃという焦りさがして波をめちゃくちゃに乗るのではなく、余裕をもってしっかりと前足を踏み込んで加速していく感覚、波に合わせて技を入れていく感覚を一人でも多くの人に味わってほしいです。
あなたをもっとスピードアップした別次元のエキサイティングなサーフィンが待っています。
この質問をくれた人は、本当に良いスケートボードを手に入れた上に、さらに1段階すっ飛ばしてランページを作ってしまっていますから、期待大です。
ちゃんとした本当に良いスケートボードを手に入れていない人は本当に良いスケートボードを、
手に入れた人は近くにランページ(ハーフパイプ)がなければ、作れたらすぐにでも作った方がいいです。
サーフィンのためのスケートボードなのですから、それが本当にサーフィンと同じものであればサーフィンはより早く上達します。
それでは、あなたのサーフィンがもっとエキサイティングなサーフィンになりますように!!!