最近、友人にサーフィンと一緒にスケートパークにも連れていってほしいと言われちょこちょこ行っています。
するとその時、よく目にするのがスケートパークに放置されたゴミ、タバコ、ビールやジュースの缶。
聞くところによると、そのスケートパークだけでなく、全国のスケートパーク
で問題になっているという。。。
ここで、ものすごく不思議に思うのです。
スケーター達は上手くなりたくて、楽しいからスケートボードをしている。
また、上手くなればカッコいいし、スポンサーも付く。
願わくばマイクバレリーみたいにスポンサーがいっぱい付いたプロスケーターになりたい。
と思っているのに、スケートボードが上手くなることだけに意識が集中して、もっと肝心な
「スポンサーや人に認めてもらえる人間性」
という、ごく当たり前なところが大きく抜けている。
それが不思議でたまらないのです。
スポンサーは会社でしょ?
と思うのは大間違いで、会社は人がすべてを判断して採用しているのですから。
よくよく考えてみてほしいのが、
マイクバレリーは、パフォーマンスで大会会場を壊したり、プロレスをやったりしていましたが、あくまでもそれはパフォーマンス。
過激であればあるほど観客が興奮し盛り上がるからやっているわけです。
それが常日頃、あちこちのスケートパークを壊したり、あちこちにゴミを捨てたりタバコを捨てたり、マイクバレリーがそんなことをしていたらどうでしょうか?
そんな、自分さえよければそれでいいという人間が、これから育ってくるスケーターの子供達、白血病で苦しんでいるスケーターに優しく出来るのでしょうか?
そんなことをしていると、スポンサーの看板であるプロスケーターが、スポンサーの顔に泥を塗る結果になってしまいます。
一般的に一般人が眉をひそめるようなことは、やっぱりスポンサーにとっても大迷惑なわけです。
ですからスポンサーもそういう人を選ばないわけです。
プロスケーターやプロサーファーはメーカーの看板
大会でいい成績を残せばそれでいい。
というわけではありません。
人を魅了する技術と、人を魅了する人間性 です。
マイクバレリー、ケリースレーター、ロブマチャド。
プロはプロの考え方があって、行動があり、そしてプロになります。
あなたの目標とするプロスケーター、プロサーファーの技術だけではなく、考え方、行動、話し方、立ち振る舞い、心まで、こと細かくすべて、よく見てみましょう。
ゴミを捨てるのがかっこいい、タバコを吸いながら滑るのがかっこいい、ビールを飲みながら滑るのがかっこいい、さらにそのゴミを放置して帰ってくる。
というのは、どう見ても痛い人なのです。
>> マイクバレリーヘルメット