やっぱり水位が上がってきているのでしょうか?
今日は波があり、干潮時はリーフが出るポイントを満潮時に入ろうとしたのですが、やはりどう考えても、昔とは水位が違う。
水位が高すぎて手前のリーフに叩きつけられるポジションから海に入らなくてはいけませんでした。それは、やはり全国的にそうらしく、昔はビーチがあったところが今はない。
昔はチューブがぐりぐり巻いていたポイントが、今はタラタラの波のポイントに変わってしまった。など、あちこちから聞こえてきます。
その原因は温暖化による水位の上昇。
と言われて長いですが、本当なら、冬にはいないはずの南国の魚が北の方にいたり、海水温、海の中まで変わってきているようです。
この温暖化をくい止めるのに貢献しているのが沖縄の珊瑚の養殖を実現させた金城浩二さん。
珊瑚が二酸化炭素を吸収し、酸素を空気中に放出する。
私たちが出来ることは、まずは車のアイドリングをやめたり、二酸化炭素放出の原因となる、家庭から出るゴミを極力抑えるようにするなど、個人の力は微々たるものであっても、集まれば非常に大きいものですから、個人個人が気をつけていくのが大事です。
私たちサーファーは、海の環境を守る守神。かもしれません。
それは、街に行ってもゴミを捨てることは決してせず、逆に拾ったり。
それがサーファーとしてのあるべき姿。それがサーフィンをやっているサーファーの誇りだと言って良いかもしれません。
ただのファッションを真似ただけの、なんちゃってサーファーとは、まったく違うのがリアルなサーファーです。
肉体も違えば考え方も違う。
ましてや、自然に対する考えがまったく違う。
サーフィンが上手い、下手、それだけがサーフィンではなく、すべてがサーファーなのです。
明日も波があるでしょう。
あなたの肉体と精神を自然と調和させ、磨き上げに海に行きましょう。
波のパワーに負けず、波のパワーをしっかりと押さえスピードに変え、最高のサーフィンをしましょう。