昔の人は、
「ケガや病気をしたら海に入って治せ」
と言われたことを知っていますか?
私もそのことを初めて聞いて驚いたのですが、そうだったらしいのです。
そして先日、岩牡蠣を開けようとして指をステーキナイフでざっくり切って、薬指の骨が見えていました。。。。。。
そこまで切ったのは初めてだったので焦りましたが、翌日からまた海に入らなければいけない。
と思い、手に薄手のゴム手袋をして入ったけれども上がってきたら海水でベタベタ。
ところがです。
切ったところを海水に着けてしみるどころか、まったく痛くもかゆくもない。
海から上がるともう綺麗さっぱり血も完全に止まってしまっていました。
このびっくりするほどの治りの早さ。
ああ、これが人間の体内と同じ浸透圧の海水の治療効果か。
と思いました。
人間は母親の胎内で赤ちゃんの時、おなかの羊水は海水とまったく同じ浸透圧で、人間は海から来たのではないか?
という説まであるそうです。
海の人間はイルカ、陸は人間。
海のヘビ、陸のヘビ
海のナマコは陸のナメクジ
海のカニは陸のクモ
海のウニは陸の栗
といったように、偶然とは思えないほど似たような形の生き物が存在するのも事実です。
そういう、自然と共に生きると楽しくなる。
ということを肌で知っているサーファー達。
人間は自然から遠ざかれば遠ざかるほど病気になり、自然に近づけば近づくほど健康になると言われていること。
昔の人は、病気や怪我になったときは海に行け。
と言ったこと。
そういうことも考えてみると、やっぱりサーフィンなんだよねと思うのです。
サーファーって気をつけなければいけないことは、サーフィンに夢中になりすぎて周りが見えなくなること。
彼女を放置したり、仕事を放置したり、自分のことばかり考えて人のことを考えることをおろそかにしていたり、
そういうことって意外に落とし穴だったりするので気をつけた方がいい。
ということを私自身、身をもって知りました。
もちろんそのおかげで毎日いくらでもサーフィンが出来る環境を手に入れているわけですけれども、それでもサーフィンで大事なことはバランスなんだな。
なんて思ったりするのです。
サーフィンの基本は姿勢を低く。
とよく言われますが、
もしかしてそれって、生き方においても
「低姿勢」
というのが大事なのかな?
なんて思ったりも。
まだまだサーフィンから学ぶことは非常にたくさんあります。
海は気持ちいい。
海水に毎日浸かっているのが最高です。