今日は、トムカレンのブラックビューティーについてお話ししましょう。
トムカレンのブラックビューティーは、トムカレンが昔使っていたモデルで
オーストラリアベルズビーチで、マークオクルーポ(オッキー)に勝ち
ワールドタイトルを取ったサーフボードとして非常に有名なアルメリックです。
6'6 X 19 ? X 2 ?
という、とても幅が広くて、とても厚みのあるアルメリック。
そのため、完全な足の踏み込み。
その足の踏み込みで乗る代表的なサーフボードで
軽くパンパン、スッ!と乗るサーフボードとは違います。
まさにトムカレンのような、足を踏み込んだような、
ずっしりとしたラインを描くサーフィン。
カービングサーフィン。
その踏み込みの重さでやるようなサーフィンです。
超、カッコイイサーフィンですね。
ブラックビューティーは板が厚いのと、幅が広めなので
レールを入れるために、コツと、しっかりとしたタメ、が必要で、
「ボトムでレールを入れてじっくり待つ。」
これが出来るようになります。
じっくりボトムターンでレールを入れて待つと
とんでもない反発力でロケットのようにリップに飛びます。
今まで薄いボードで、レールをちょこっと入れて、
ぱっ!と移動したり、リップに上がったり、
ぱっ!ぱっ!ぱっ!
とやっていた事が、出来なくなったり。
その代表がキッドクイックで、
日本人というのは、そういうサーフィンをする人が多いので、
キッドクイックが日本人受けして、日本で爆発的に売れた。
とサーフィン界では有名なお話です。
しかし、それでいいのか?
こんな軽いサーフィンで日本のサーフィンはいいのか?
とサーフィン関係者は頭を悩ませています。
例えばキッドクイックを薄くしてしまうと、
気をつけないと、そういうサーフィンになっている可能性があります。
ところが、こういうブラックビューティーのような
厚め、長め、幅広めのアルメリックになると
もう、ごまかしが効かない。
レールをしっかり入れたままターンする。
本当のサーフィン。
トムカレンのようなカービング。
曲線を描くサーフィンになります。
ラインに角がないというか、まさに曲線。
カービングサーフィンですね。
本当のサーフィンが出来るようになります。
そしてレールを入れてしっかりターンする。
もちろん厚いスプレーも飛びまくる。
もう、ごまかしがまったく効かない。
サーフボードを押さえたまま滑るしっかり体重の乗ったサーフィン。
カービング。
それがアルメリック、ブラックビューティーの大きな特徴です。
ところがブラックビューティーは
6'3 X 18-3/4 X 2-1/2
6'6 X 19-1/4 X 2-3/4
6'9 X 20-1/4 X 2-7/8
7'0 X 20-3/4 X 3
ここまでバリエーションが増えてきましたから、
状況にあわせて、とてもダイナミックなサーフィンができるでしょう。
このボードは キッドクイックよりも、とにかく必ず乗ってほしいボードの1つです。
トムカレン・ブラックビューティー。
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