サーフィンをやっているとサーフボードの裏、ボトム面にどこかにぶつけた記憶もないのに薄い凹みができてくることがあります。
サーフボードのボトム面というのは、水に触れ、水面を滑走する非常にシビアな部分で、
このボトム面をシェイパーは、うっすら削ってコンケーブを入れたりすることによってサーフボードの機能を高めています。
そこにうっすらとでてくる凹み。
なるべくこれは避けたいですよね。
そうしたときに、特にぶつけたわけでもないのに考えられることは何でしょうか?
それはまず
1つ目に
サーフボードの扱い方が雑。
例えばボトム面を下にしてビーチ、または岩肌の上に置いたり、またその上に乗ったりだとか、
そういうことがかまず1つ目に考えられます。
2つ目に
海に入る時や海から上がるとき、ショアブレイクに巻き上げられた小石がサーフボードの裏面に当たる。
これも考えます。
3つめに
台風の後など海面に木のの枝だとか、ペットボトルのゴミだとか、そういうものが浮いているところに、気づかず滑っていった時に、ボトムに当たってへこむ。
これも原因になります。
最後に初心者にありがちなのが、
ドルフィンスルーをするときや、テイクオフをする時、波に巻かれた時など、強くサーフボード握りすぎて、自分の指の形がサーフボードに食い込んでしまう
そういう場合もあります。
これらの対処法は、
まずはビーチや岩肌の上に置くときは、必ずボトム面を上にして置く。
次に
海に入る時、上がる時もボトム面を上にして入ったり上がる。
そして
滑る時は、周囲にゴミが落ちてるところをなるべく避けて、浮遊物のないところでサーフィンすること。滑ってる最中に、ごみが見えたらよけること。
そして最後に、
サーフィン初心者が気を付けなければいけないことは、サーフボードを強く握り締めないこと。
そんなに握り締めなくても、サーフボードは離れていきません。
このように対処すると、気がつかないへこみも少なくなって良いでしょう。
また、もし凹んでしまった場合、
アルメリックなど新しい、とても大事なサーフボードの場合であれば、レジンを入れて平面に治したり、古いサーフボードであればそのままにしておいたり、
薄いへこみは、めちゃくちゃ大きな影響が出るわけではないので、サーフボードによって変えています。
サーフボードあなたをあの波に乗せてくれる魔法のじゅうたん、まるで、ドラえもんの異次元空間への乗り物なのですから、とても大切に扱いたいものですね。
海から上がったら、海水のついたサーフボードに真水をかけてあげるのも、サーフボードを白く長く使い続けるための方法です。
あなたのサーフィンがより充実したものになりますように。